川内運動場の人工芝化 |
春から工事していた川内北キャンパス運動場の人工芝化が終了し,今月半ばより使用が可能となりました.七大戦を競う大学の中では,本学のみが人工芝グランドを所有していないこともあり,皆さんからは随分前から要望されていたのですが,整備費の確保などのこともあり,これまで延び延びとなっていたものです.西側の一段小高い体育館脇のところから見ますと,北側の一面が青い人工芝で覆われており,灰色の地面がむき出しだった以前の光景とは違った趣です. 本学は,教育や課外活動,および厚生に関する施設について,2008年度より5年を1期とする単位で,改修整備や新設などを総合的に計画し,予めその分の経費を確保してきました.この経費を「全学的教育・厚生施設整備経費」と呼んでいます.今年度は第2期の4年目に当たり,評定河原運動場の全天候型トラックへの改修や,川内北キャンパスの野球・ソフトボール用グランドの土壌改良・排水施設の整備も併せて行ってきました.なお,体育館の南側に建設した4階建ての川内ホールも4月に竣工し,この夏から供用されていますが,これは上記の経費とは別に,東日本大震災後の2011年度に別途予算化されていたものです.資材の高騰や埋蔵文化財調査の順番などの諸事情が重なり,計画から5年経ってようやく実現することができたものです. 皆さん,整備されたこれらの施設で,思う存分練習に励んでください.そして得た力を,七大戦をはじめとするいろいろな競技大会で十分に発揮して下さい.皆さんの活躍は,本学に働く教職員の励みにもなります.言うまでも無いことですが,本学はスポーツ推薦枠での入学者はおりません.そんな中での全国的活躍は特筆ものです.これまで何度も書いてきましたが,課外活動も「研究する心,科学する心」を持って臨んでください.今年度,アメリカンフットボール全日本大学選手権で,連続して本学のホーネッツが東日本大会決勝に進み,私大の勇である早稲田大学と甲子園ボウル進出を争ったのは,まさにこのような立場での激しい練習が実ったものと信じています. ところで,川内キャンパスの人工芝グランドは,アメリカンフットボール,サッカー,ラグビー,ラクロス,7人制ラグビーなどの様々な競技に対応できる仕様となっているとのことです.それだからでしょうか,体育館脇から人工芝グランドを一望しますと,本当に多くの色つきの線が縦に横に引かれています.使用している皆さんは,どの線がどの線であるのかお分かりなのでしょうか.皆さん,くれぐれも競技の最中,勘違いしないようにして下さいね.(えー,そんなことはあり得ない,余計なお心配ですって!) 2016年12月20日記 website top page |