2016.01.29
プレスリリース
東北日本沖合で周期的なスロースリップを発見
地震・噴火予知研究観測センターの内田直希助教と日野亮太教授は、JAMSTECやUCバークレーの研究者との共同研究により、北海道から東北,関東の沖合のプレート境界断層の広い範囲で、周期的な「スロースリップ」が発生していることを地震および地殻変動データから発見しました。
このような周期的なスロースリップが発生しているときには大地震が起こりやすくなる傾向があり、スロースリップを地震・地殻変動観測で検知することによって、大地震発生時期の予測の高度化に貢献できる可能性があります。
この研究成果は、2016年1月29日の米国の科学雑誌「Science」電子版に掲載されました。
<リンク> 東北大学 東北大学大学院理学研究科 サイエンスの当該論文