2019.07.08
プレスリリース
千島海溝南部での海底地殻変動観測を開始
地震・噴火予知研究観測センターと災害科学国際研究所は,北海道大学大学院理学研究院附属地震火山研究観測センターと協力し,千島海溝南部の北海道十勝根室沖の海域において,地震を引き起こす「ひずみ」の蓄積状況を直接計測する海底基準局の設置に成功しました。
当該海域では,国がマグニチュード8.8以上の超巨大地震の発生が切迫していると評価しており,北海道太平洋沿岸部では巨大津波等により甚大な被害が出る恐れがあります。今後,1年に1回程度の測定を実施することで,巨大地震の発生につながるような「ひずみ」がどのようにして蓄積されているのかを明らかにします.
詳しくは下記の記事をご覧ください.
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2019/07/press20190708-01-chidori.html(東北大学)
http://www.sci.tohoku.ac.jp/news/20190708-10364.html(東北大学理学研究科)