2022.04.26
プレスリリース
海王星は思ったより冷たい - 大気温度の予想外の変化が明らかに
標記の研究成果が国立天文台より発表されました。
海王星の大気温度が過去 20 年間で予想外に変動していたことが、すばる望遠鏡などの大型望遠鏡による中間赤外線の観測から明らかになりました。海王星の1年は165年弱。20年は1/8年に過ぎません。発見からようやく「1年」が過ぎたこの海王星で、このような大規模な気温変化が捉えられたのは今回が初めてです。
この研究は、本専攻 惑星圏物理学分野 笠羽康正 教授を含む国際研究チームが、過去約 20 年にわたって得られてきた海王星の中間赤外線画像すべてを網羅的に解析して得たものです。
本研究成果は、『プラネタリー・サイエンス・ジャーナル』に2022年4月11日付で掲載されました。
https://iopscience.iop.org/article/10.3847/PSJ/ac5aa4
詳細は以下のURLをご覧ください。
■ 惑星プラズマ・大気研究センターweb
海王星の大気温度〜予想外の変化が明らかに
■ 国立天文台プレスリリース
海王星は思ったより冷たい - 大気温度の予想外の変化が明らかに
Neptune is cooler than we thought: Study reveals unexpected changes in atmospheric temperatures